薬剤師は肉体的にもハードな仕事ですが、ミスが絶対に許されないと言う点で精神的にもハードな仕事だと言えるでしょう。慌ただしい職場で働き詰めに働かされ、あげくミスをおかして患者さんの命を危険にさらすようでは困ります。
そのため、調剤薬局ではしっかりと薬剤師の勤務が管理されています。一日当たりに何度患者さんと対応するか、ということまで決まっているので働き詰めになることはまずありません。それに複数の薬剤師がシフト制で勤務するので自分の都合に合わせて休むことができます。
もし今の職場がハードで肉体的にたいへんだという場合には、調剤薬局への転職を考えてみるのもおすすめです。それに、調剤薬局のメリットは仕事が楽だということだけではありません。患者さんに薬の知識を伝えるためのコミュニケーション能力も培うことができます。
せっかく薬剤師として働くのであれば、知識を常に身に着けて、スキルアップを目指しましょう。調剤薬局は、日々いろんなお客様と接して調剤や服薬指導をすることが仕事になりますので、薬に関する知識を沢山身に着けることが出来ます。
ですが、自分の知識をより深めたいという事であれば、同じ調剤薬局でも、住宅街などに面している所ではなく、大きな病院の近くにあるような所への転職をおすすめします。大きな病院であれば、色んな科がありますので、薬局に来るお客様も様々です。
ですので、自然といろんな薬に関する知識を身に着けることが出来ます。その分仕事は忙しくなる可能性もありますが、大変やりがいはあると言えるでしょう。閑静な住宅街などに建っている薬局は、どうしても小児科や内科など、科も決まっていますので、どうしても同じ仕事になってしまいがちです。
自分のスキルを高めるためにも、転職先は十分に考えるようにしましょう。